美肌と若返りのビタミンE

生理作用と薬理作用

ビタミンはそれぞれ生命維持に必要な作用を担っています。

 

生命を維持するのに欠かせない働きである「生理作用」と、
積極的に病気を予防し治療する薬としての働きである「薬理作用」という2つの作用です。

 

体に必要=「生理作用」、体にいい=「薬理作用」と覚えてください。

 

その生理作用が十分に得られないと、体に欠乏症が起こってきます。

 

そうならないための判断に用いるための指標として

 

1>推定平均必要量(EAR)
2>推奨量(EDR)/ほとんどの人が必要量を満たすと考えられる量(30〜49歳男性)

 

が国などで定められています。

 

一方、
「推定平均必要量」や「推奨量」が設定できないビタミン関しては、
一定の栄養状態を維持するのに十分な量として「目安量」(AI)が定められています。

 

また、「目標量」( DG)として
生活習慣病の一次予防のために
現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量(または、その範囲)を定めてあります。

 

もうひとつ、
過剰摂取による健康障害を未然に防ぐことを目標として
上限量」(UL)というものが設けられています。

ビタミンEの生理作用

1日の必要量の3倍〜100倍というビタミンを摂取し続けると、
生理作用にとどまらない効果を体に及ぼすことがあります。

 

これをビタミンの「薬理作用」と呼んでいます。

 

通常の食生活で、ビタミンの1日の必要量を補っている間は、
期待できるのは生理作用だけです。

 

ビタミンの「薬理作用」を期待したい場合はサプリメントを
積極的に利用しなければなりません。

 

その際、気をつけたいのはビタミンの取りすぎによる過剰症です。

 

 

ビタミンEは脂溶性のため細胞膜や血中脂質が活性酸素により
酸化されるのを防ぐ働きがあります。

 

活性酸素により細胞が酸化されてしまうことが
老化や生活習慣病の根本的な原因となります。

ビタミンEの薬理作用

ビタミンEの薬理作用

 

・血管の健康を保つ

 

・血中のコレステロールが活性酸素により酸化して血管壁にくっついてしまうのが動脈硬化の原因です。
ビタミンEはコレステロールが酸化されるのを防ぐ働きがあります。

 

・毛細血管の血流を良くする

 

・ビタミンEには毛細血管の血行をよくする働きがあります。そのため冷え性や肩こりなど、
血流が悪いことで起きてしまう症状に効果的です。

 

・肌荒れの予防や改善

 

・ビタミンEが毛細血管を拡張することにより、肌の隅々まで血液が巡回し肌荒れを予防します

 

・前立腺ガンや胃ガンの予防

 

・ビタミンEの前立腺ガンや胃ガンの予防効果を示唆するデータがあります。

 

・コレステロール値を下げる効果

 

・ビタミンEにはLDLコレステロール値を下げ、HDL(善玉)コレステロール値を上げる効果があります。
コレステロール値低下作用はビタミンEの中でもトコトリエノールで確認されています。

 

などが挙げられます。